「こんなに沢山の古いルイ ヴィトンどうしたの?」
「拾ってきます。」
時々お客様に質問されます。現実の苦労話を一々していると、折角来て下さった
夢の世界ですので・・・・
「朝早く、16区のお金持ちが住んでいそうなアパルトマンの辺りを捜すと、時々
在るんですよ。カミサンと2人でね。大きな風呂敷きに包んで、背負ってくることが
多いですね。」
「えッェ~ 今度私も連れてって。」「そうですか、それでは軍手と大きい木綿の、
出来れば唐草の丈夫な風呂敷を一組買って自宅待機していてください。」
暫くして、その方と大笑いです。と言う様な感じですが、例えば最近はメールで
知らせてもらったり、色々ですが、時々、以前はFAXや買ったお店や個人の方から、郵便
や手紙も頂く事があります。
その際の楽しみの一つは、切手ですね。色々ユニークなのがあり、
日本の物もかなり以前とは違いますが、コレは如何でしょうね。
コレはトリノのアンティークショップから届いたものですが、流石イタリアですね。
”Che' COOL ” 否 ”Che’CARDA”どちらかな?
いいでしょう。有名デザイナーの名前が出ていますね。
とくとご覧あそばせ。 サイズはご想像にお任せいたします。
「我がワコールもがんばれ!!!」
上の細い封筒のブルガリの切手は上下逆さまですね。
流石日本では、中々見つけるのが大変ですね 。ヤッパァ イタリア。
きっと彼らに聞くと「何か問題ある?」または「否、間違えたのではない、
こっちの方が、良いだろう?バランスが良い。・・・でも大した問題ではない。」と
眉毛を八の字にして両手と肩を軽くあげて・・・いいね。何か悠久の歴史を感じるね。
日本人なら「済みません。そうなんです。間違いました。 急いでいたので、
次からは気をつけます。」 否、今や日本も旧人の答えかも?・・・
でも、こんな切手を貼ってくれた事に大いに感謝する、主。