アンティーク ヴィトン レイエ モデル製作予告
さて、今年も本当にあと1か月。
そういう中、個人的緊急用件が週末に生じ、東北道を走りました。
嬉しくない私用でしたが、広がる景色がとてもとても美しく何だか秋のヨーロッパを思い出しました。
私の住む狭い南関東とは違い、広葉樹が多く紅葉した広い視野の中を・・・
本当に美しい(レンブラント・ライトを見ながら)。住んでみたくなりました。
話は変わります。前回までは、おもちゃ箱を暫らくご覧を頂きました。
要は、古い L.Vトランク の廃物利用例かも知れません。
皆さんも大切な物は、大切に保管していますよね?大切な物の相乗効果?と・・・自己満?????
さて今回は、只今計画中のペーパークラフトワーキングショップ(詳細は近日改めてお知らせいたします。)の
製作トランクについてご案内いたします。
今からちょうど130年位前の レイエ と呼ばれているストライプ文様布張り仕様。
ストライプ文様にも何種かありますが、今回のモデルは、ダミエに代わる直前の最終ストライプ文様のトランクです。
(着物に良さそうな柄と風合い)
私たち日本人には特に身近に感じるモデルと思います。
いいえ、勿論日本人と書きましたが、ごく1部の日本人?元へ、極々1部のマニアな稀有な日本人の方の間で伝わった
板垣退助所蔵のモデルです。
私は、少々この件に関しては詳しいです???(上から眼線、どや顔)
と云うのも、2012年3月高知市立自由民権記念館「板垣退助愛蔵品寄託記念 『旅するアンティーク ルイ・ヴィトン展』」
(後援 FRANCE大使館)に、全面協力をさせて頂いきました。
またその際、高知大学名誉教授の館長さんから、特別ご案内をして頂き、色々なお話を御伺いさせて頂き、
カミさんと2人で、本当に「知る喜び」を頂けた事に感激いたしました。
改めて御礼申し上げます。
この様な恐らく未だ報道されていない一寸ミステリアスな?お話なども含め、楽しい当時のトランク職人に成りきり、
世界で唯一のかわいい小さなトランクを作って頂ければと思う次第です。
そして、そのモデルを利用?応用し、工夫し発展させていくのも又、貴方様の職人成りっきり次第ではないでしょうか?
私は、この様に気合で成り切りました。お粗末ですが、ご覧下さい。
勿論、会場には展示させて頂きます。
皆様も旧100円札でご承知な方も居られますが、渡欧当時のまだ若き頃の姿もご覧下さい。
前回の好評ワークショップより更なる充実に、こうご期待くださいませ。
「ところで、その板垣?さん 何した人?」
「えェ~! それは無いでしょうゥゥゥ~」
下衆あるじ死すれどトランク死せず???・・・主