遠来の客人来る
11月30日(土)のワークショップ、ご参加申込みの皆さま、有難うございます。
今回は、男性と初心者、初参加の方もお迎えします。ゆっくりと一日を楽しんでいただけると、いいね!
まだ、お席はありますので、是非、お申込み下さい。
先日、「遠来の客人」がお訪ね下さいました。
何と私が、是非訪ねたい、ヨーゼフ、モーツアルト、クリムトの国、
女性の方は、ウィンナコーヒーとザッハトルテ、ワルツの国の方(サウンド オブ ミュージック・・古すぎるネ)と云った方が
分かりやすいかもしれませんね。
そして私には、長年係わってきたdesign界のユーゲント・スティーレ、トーッネ?ですね。
100年少々前は、ヨーロッパの覇者だった誇り高き人々。
そして、「MITSUKO」(香水、ゲラン/仏、クーデンホーフ カレルギー伯爵夫人/オーストリア=ハンガリー帝国、直接の関係は否定されています
が)、又、かの史上もっとも有名?悪名?な問題人を輩出し、我が国同様長い歴史を持つ人々の国。
そうそう、私個人的には、ミラノ公国王Ⅼ.Ⅴ= ハクスブルゲ家(Visconti 家/トランク屋じゃないですよ~)と云うのが印象深いですね・・・
(実はオーストリッツの戦いでは、ボナパルトの勝利はかなり疑われているそうですが ・・・
だから、急いで、白馬のアルプス越えの絵と巨大なエトワールを早々立てさせたそうです。
何だかなァ~納得いくよね。犯人は多弁になる?)・・・
出世していく方は、この辺が大変お上手なのでしょうね。つまり、危機をチャンスに出来るのでしょうね?正直者には、つらいですよね。
でも周りを見回すとこの様な輩、結構身近にもいますが、蚤の様な小物?ですね。
私は、騙された様なふりをする方も、時々見つけることが得意です。こちらの方々は、さしずめドブネズミくらいかな?
(その様な世渡り術、生まれ変われば、私をはじめ皆さんも是非、get up)
「そう云うお前は?」「そうですね?さしずめドブネズミに食われるミミズくらいかな?」
前振りが長くなりましたので、本編に!!!
Linz
Linzer torta リンツの名物、アカスグリの実入り
とても親しい人が、前日急に、「遠来の客人」を伴い「訪ねたいのですが・・・」「断りたいが、断れないよね」
「食べるもの適当に用意して下さい。」「イタリア料理好きらしいヨ」「出来る限りしましょう。」
それからが大変。先ず、掃除、そして、買い物・・・デパート、スーパー5・6件シラミつぶし。
でも、やはり「重いドイツパンが入手できないので、TOKYOで買ってきて下さい。」・・・季節がら、冬料理を用意。(勿論、赤ワイン)
現れた方は、端正なラグビーF・W 選手かと思う程大きい方でした。(北方系アーリア人?)
先ずお土産は、「超高級な白ワイン」(オーストリアでは、白がどんな重い料理でも用意されるそうです。)・・・
濃厚なんだろうなァ~。。
MILANにも少し居たけれど知っているのは「ボン ジョルノ」だけとの事。
「私も同じですが、イタリアは好きです。(あの「キレ」がいいところ大好き)」「私も好きです。」その上 JAZZ が好きとの事。
私と、方向性は近い様です。
マイルス・デビス、ブルーノートや ビル・エバンス・・等の話をしていると、何とこの方 サキスホーンのプレイヤーだとの事。
真にスーパー(ビジネス)マン。・・・
{モントレーに行くのかな?最近GYAOで、ジャン・レノの刑事ものに流れるペット「イイね!」それに、背景の絵柄も良し、ストーリは、ほどほど。
日本のTVも、最低この程度作れば、T・Ⅴ買っていいかな?出来れば、絞りをもう一絞りしてほしい。そして、JAZZをもう少し流してほしいネ。}
そうすると、視聴率下がる?イイじゃん!!!どうせTVなんだから!!!
取り敢えず皆で「乾杯!!!」。
私にしては、少々高めの希少曰く付き白を用意したところ、「そのシャルドネは、出さなくていいですよ、別の機会にとっておきなさい・・」
どうして、2mくらい離れたところから「シャルドネ」とわかるの?この方ソムリエ?
それでは、頂いた「白」を開けましょう。「あれは、9℃くらいが良いので、今日はまだ無理。」
「それでは、やはり先ほどのにしましょう。
白は、スプマンテでは無く一応名ばかりシャンペンの安いやつと他は普段飲み用しか無いので・・」
他にもイロイロ飲み、最後に「濁り酒 ー 高級どぶろく」を出すと一口飲んで、
「まだ私の味覚は、ここまで行っていない。」とその後口をつけませんでした。
そもそも、西欧の人は一般的に「ズルズル感や、ネトネト感、ベトベト・グニャグニャ感(コンニャク)は否な感触の様ですネ!(経験上。)
色々な処で、日本食に挑戦したのですが、やはり「安くて、美味しい。」と、何度も言っていました。(何処へ案内したのでしょね。経費節減??)
「確かに・・・、でも、安いところに行っているからだョ・・・」「でも、おいしい・・・・。」「確かに、今日本は、安すぎるかもネェ???」
左に居た通訳代わりの人(青年)を指さし、「もし彼が、ヨーロッパで働けば1か月2万ユーロは、受け取れるね!!!なぜなら、彼は優秀だから。」
(実は、この御2人の方、自動車業界の方の様で、今日は「TOKYO モーター SHOW」に居るはずだったのですが・・・何と云う事でしょう。)
驚くことに、現在「リンツ/オーストリア第3の都市」にお住いなのですが、ミラノに自動車で4時間で行くそうです。(直線距離 400㎞以上)
信じられないけど本当の様です。距離(実質600㎞?位)的には、確かにイイ車なら・・・しかしアルプス越えですよ!
it’s amazing, unbelievable!! 何と250㎞くらいは出すそうです。
(先進国は、このスケールとリズムで動いているのですよね!!!いくら我が国は、小日本?ミニチュアの国と云えぞ?
そういう私は、ミニチュア製作者?、お陰様で、MINDもすっかりミニチュアになりました。)
スパーカーにも何台も乗り継いでいるそうで、今も相当数お持ちだそうです。
普段はVOLVOとの事。(わたしなら、多分1日がかりです。)
もっと驚いたことに、お父さんの友達が友人に「これ売れないかな?」と云って相談したことが、
何と「Ebay」を立ち上げるきっかけになったとやら。
つまり、Ebayの創設者と知り合いの様ですね。・・・尋常じゃないネ。
これスゴイ話ですねェ~。やはり、この様な環境で育った方たちが、世界中を飛び歩い(走って)ているようです。
彼は、最初建築の勉強をしていたのですが、コンピューターが出現し「これからは、この時代だ」と確信し、今の職業に至ったそうです。
やはり、出来る方は出来るのですね。先見性と現実性のスリリングを彼は職業にしたのかな?
その様な彼が、私のコレクションと作品を見て、「すごいね!これなら欲しがる人一杯いいるよ。」
「それでは、その節はよろしく・・・」 みんなで笑い!!
彼曰く「そもそも、私のやっている仕事も同じなんだけど、ほしいと思うお金持ちは世界には一杯いて、
彼らは値段など気にしない人々なんだ。声をかければ、直ぐに何人か見に来るよ!」
「そらそうと、最近、MILANOに行った?」私は「もう7~8年行っていない」
「どうして?」「MILANOもすっかり変わって、皆必死で金の為、アメリカ人の様になり、且つ、外人ばっかりで・・・」
「そうね、特にアフリカからの難民が沢山だし、アメリカ人はトイレでお金儲けの話もするよね」。笑い。
「最近は、日本でも、世界中同じだね!」
最後に「料理は最高だった。完璧。コレクションも住まいも・・・本当においしかった。有難う。」
「また来ていいかい。」「毎日でも・・・」
そして、私からのお土産、特に、私のお気に入りの小さい自動車と付随の10個余りのトランク。
それにしても、体力気力は、流石、ハンガリー・オーストリー帝国、乗馬妃エリザーベトの末裔。
改めて世界のビジネスマンとの豪快な一時・・・日本人勝てるかなァ~
そんな彼曰く
「ドイツ人は、余り英語は話せない。『google』では、本社以外はその国の言葉を主要語に戻したら、30%生産性が上がった」との事。
従って、「必要な人は英語を使わないといけないが、別に必要でない人は必要でない。
その代わり、必要な人は、英語を理解するだけではなく、その他色々沢山の事???を理解できるようにならなければならない。」
何と云う、含蓄ある言葉でしょう。(今日は、力強い優れた本格通訳付きなので、かなり本質的な内容に会話が至りました。)
私は、英語はモゴモゴだけれども、彼らの思考パターンはかなり理解できると一人勝手に思っている、浅はか者也。
やはり世界は、ハードル高いね!!! 日本もやがて、英国などと同じく世界順位はどんどん落ちていくでしょうが、
やはり、英国や彼らの様に何か?魅力のある、尊敬される、また、羨まれるような国になってほしいのですが・・・
今流行りのサブカルチャー?じゃなく・・・又、どこかの大手広告会社が税金で企画する様な、ハリウッド仕立ての紛い物ではなく・・・
「ピュア―な確固なる本当のトラッド」を大切にしてほしいですね。実は、そういう私も・・・深く自己反省。
ミニチュアSHOW5月以来、久しぶりモゴモゴ英語主
最後の一枚を除き、画像はWikipediaを参照
« 11月30日(土)開催 ワークショップ 『タイタニック時代』の大型 ヒストリック L.V.トランク | トップページ | 1年半ぶり自主企画 W・S at 代々木 「ありがとう!!!」 »
« 11月30日(土)開催 ワークショップ 『タイタニック時代』の大型 ヒストリック L.V.トランク | トップページ | 1年半ぶり自主企画 W・S at 代々木 「ありがとう!!!」 »
コメント